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手荷物検査の現状 inアメリカ

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手荷物検査の現状 inアメリカ

来週アメリカでの仕事を控えているが、
気になることがひとつある。空港での手荷物検査の最新状況である。
チェックが厳しくなったのは仕方がないにしても、
写真を仕事にしている者にとってはすこし厄介な話でもある。
つまり、いかなる状況でも、
こちらとしてはフィルムだけはX線を通さずにオープンチェックをしたいわけだ。
国内線、および日本の空港は比較的穏やかで、
言えばオープンチェックをしてくれるし、係によっては簡単におわる。
しかし欧米の場合、オープンチェックを拒否されることもある。
むろん、高感度フィルムでなければ
感光することはないとは言われても不安は残るし、
万が一ということもありえる。
しかも、仮にX線を通さずにオープンチェックだけだとしても
フィルム一本一本丹念に調べられエラく時間が掛かってしまう。

数十本ならかまわないが、
以前経験したように、アイドル写真集の撮影なんかの場合は
300本以上持っていくこともあるワケだ。
彼らは、なんか餃子の皮みたいな白いモノをフィルムケースに擦りつけて
一本一本検査する機械に入れていた。これが時間が掛かって仕方がない。
打開策としては、フィルムを現地で購入し、
現像も現地ですませてしまうことだが、
今回そんな時間の余裕があるわけでもない。
考えてみれば、テロ以降、ヨーロッパは何度か訪れているが、
アメリカはハワイに行ったのみで(そのときもけっこう厳しかった)
本土に入るのははじめてである。
最新の状況を知るべく、
広告の写真関係者に精通しているウチの若いの、
Tくんに電話を入れた。
話を聞くと、やはりみなさん極力現地購入、
現地現像を心がけているそうだ。
Tくんは「もうすこし何人かに当たって状況を聞いてみます。
そしたらまた報告するんで……」と言って電話を切った。
2時間ほどしてTくんからケータイにメールが入った。
さっそく報告かな、と開いてみると、
ひと言[彼女と別れてしまいました]と書いてあった。

オイ、そっちの報告かい、とおもったワケだが、
こういうのってこのタイミングにケータイメールで報告するものかな……?
ってちょっと考えてしまった。
じつは、すこしまえにも、
もう一人のウチの若いのからもケータイメールにひと言、
[○子と別れました]というのが突然送られてきたことがあった。
向こうは単純に早くそのことを伝えたかっただけのことだろうけど、
ぼくのなかでは同性に対してそのような内容を
ケータイメールで伝えるという発想がまるでない。
異性ならそういう内容のメールを送る、
送られるということもかろうじてあるかもしれない。
でも男同士、ケータイメールでこういうやりとりをするものなのか?

よほどそのことで相談をうけていたなら別だが、
普通こういうのって酒の席とかで「じつは……」

とポロッと控えめにあかすのが粋なんじゃないのかな……。
だいたい、この場合オレはどう返信すればいいワケさ。
相手が女の子だったらテキトーになだめる言葉をならべることもできるが、
男の場合、おもいあたる言葉がない。

言葉がないから返信しなかったんだけど、
それでは[ンなことオレにゃ関係ない。勝手にやってろ]

と無言で言ってるようにも聞こえる
(半分くらいはそういう意味合いもありますが)。
かといって[了解です]ではあまりに普段とかわらないし、
[おおそうか、別れたか。じゃ女遊びできるじゃん。どう、いまから]
じゃ相手を傷つけてしまう可能性もある。
[終わりというのは旅の始まりでもあるのだよ、きみ。

別れがあるから出会いもあるってことさ]
なんてマロンブランドの栗さんが言うのなら説得力あるが、
ぼくがそう返信したんじゃ、かなりウソっぽい。
ていうか、大した話ではないし
(向こうにとっては大した話かもしれないが)
人それぞれの伝え方があるのだろうし、
そもそも恋愛とは無縁のぼくにしてみれば

その感覚がわかっていないのかもしれないし、
とりたてこっちが考え込むようなことでもないが、
話題がかなり明後日の方向にズレてしまったことは言える。
女性向けのチャットレディという
アルバイトがいま人気だというのも教わった。
チャットレディ求人

で、空港の手荷物検査はどうなっているんだ?
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